こんにちは(^^)/
ズボラ家庭菜園主婦のハナです!

 

先日『「ジャガイモ」栽培の特徴や種イモの植え方、植え付け後の手入れの仕方、収穫について。』
という記事を書きました!

 

2017年5月2日~4日、ウチの畑にジャガイモの種芋の植え付けをしました!

 

通常、ジャガイモは菜の花が咲く時期に植え付けをします。
関東圏だと3月半ば頃、東北だと4月後半から5月上旬ですね。

 

ちょうど、近所の菜の花が黄色のじゅうたんを敷いたように満開に咲いていたので、ウチでもジャガイモの種芋の植え付けをすることにしました。

 

今日は、その時の様子をお伝えしようと思います!

 

 

2017年ジャガイモの種芋の植え付けをする畑の土壌の状態を確認してみた。

こちらが、2017年5月2日に撮影した、ジャガイモの種芋の植え付けをする東側の畑です。

 

5月初旬ですが全体的に草がほとんど生えていませんね。

 

所々に生えている草はこれです。

この草は、「はこべ」です。
はこべは、比較的土壌に栄養分がある場所に生えます。

 

この東側の畑の土壌は、全体的には痩せていて草が生えませんが、はこべが生えている場所だけは、2016年春に撒いた肥料分が残っている、という状態です。

 

では、もう一つある南側の畑と草の状態を比べてみましょう!

 

こちらが2017年4月中旬、南側の畑の草の状態です。

足の踏み場が無い程、草が生い茂っています。
生えている草のほとんどが、ハコベとヒメオドリコソウです。

 

これら2つの草は、肥料分が多い肥沃な土壌に生えます。

 

南側の畑は、2014年から毎年春に堆肥を入れてきた畑です。草が生えている状況から、全体的に肥料分が残っていて、土壌が肥えている状態を表しています。

 

2017年春の時点で、東側と南側の畑ではあきらかに草の生え方に違いが見られますね!ジャガイモは、酸性で肥料分が少なく、痩せて乾燥した土壌を好みます。

 

なので、東側の痩せている畑に、ジャガイモを植え付けすることにしました!

 

→ 草と畑の土壌の関係については、こちらのページにまとめています!

『春植え白菜の収穫!植付前の肥料なしで、たった2カ月半で食べられるまで成長!肥料なしで育てる時の注意点についても。』

これらの記事を一緒に読まれると、より楽しむことができます!

 

 

ジャガイモの種芋、植え付け前の「肥料あり」、「肥料なし」の状態でどのように育つのか、違いを観察することにした!

これからジャガイモの種芋の
植え付けをするのですが…。

 

「普通に植えるだけじゃ、
つまらないな (´・ω・`) 」と思った、
冒険心だけは強いズボラ主婦。

 

そこで、2017年は、
同じ品種のジャガイモを使い、
植え付け前の「肥料あり・なし」の状態で、
どのように育つか観察してみようと、
思い立ちました!(´∀`)♪

 

購入したジャガイモの種芋は、
キタアカリ1Kg、
ダンシャク3kg、
メークイン3kg  です。

 

キタアカリの種芋は
1kgと少なかったので、
ダンシャクとメークインの2種類の品種で、
実験をすることにしました!

 

こちらの写真のように、品種ごとに分けて、
植え付けをしようと思います!

赤い枠の部分が、ジャガイモの種芋を植え付けする場所です。
それぞれ、色分けしてみました!

黄色   
キタアカリ 植え付け前の 「肥料あり」

オレンジ 
ダンシャク 植え付け前の 「肥料あり」

むらさき 
ダンシャク 植え付け前の 「肥料なし」

    
メークイン 植え付け前の 「肥料なし」

ピンク  
メークイン 植え付け前の 「肥料あり」

と、このような順で植え付けをします。

 

2017年春、東側の畑には、有機堆肥は施していません。
(昨年2016年春に、東側の畑全体に有機堆肥の鶏糞を施しただけです。)

 

ジャガイモはの作付は、植え付けから収穫まで、2~3ヵ月と短いです。
なので、植え付け時に施した肥料だけで、収穫まで持たせます。
追肥はしません。

 

2017年の春、ジャガイモの種芋植え付け前に使った肥料はこれだけです。
いも・豆専用の肥料を、利用しました!

 

 

あと当日、直径10cm以上の大きな種芋は半分に切って、切り口に草木灰を塗って準備をしました。

 

こうすることで、種芋の切り口からの腐りを防ぐことができます!500g入りで、種芋の切り口保護だけに使うのであれば、十分な量です。

 

そして、実際に植え付けする工程に入ります!

 

まず、畑に鍬(くわ)で、深さ約10cm程度の溝を掘りました。
毎年、畑に堆肥を施して、トラクターで畑全体を起こす作業をしますが、今年2017年は行いませんでした。

 

なので、この畑は土が固くなっていて、溝を掘るにも、鍬が入っていかないんですよ。
草があまり生えていないから、土がガッチガチに固いのです (っ ` -´ c)

 

反対に、草が生えている土って、土深くに根が張っているので
手でも簡単に穴が掘れるくらい柔らかいんですよ~
水はけもよくなります!

 

今回の、ジャガイモの植え付けでは、この溝を掘ることが、一番疲れましたね~(゚´Д`゚)゚。

 

そして、溝を作った後は、種芋を置いていきます。

これは、ダンシャクですが、
種芋を約30cm間隔で置きました。

 

そして、「肥料あり」は、種芋と種芋の間に、肥料をまき、
「肥料なし」は、土に種芋を置いただけです。

 

そして、最後に種芋の上に、約10cm程の土をかけて植え付け終了です!

 

まとめ

いかがでしたか?

ジャガイモの種芋の植え付けって、簡単ですよね!

 

ジャガイモの栽培は、植え付け、発芽後の芽かき、土寄せ、収穫と手入れの工程が少なく、
そして、栽培後の肥料やりも、水やりも必要なし!
とっても、楽なんですよ!

 

ジャガイモは、まさにズボラさんに、ぴったりな野菜なのであります!

 

今年2017年は、ジャガイモの種芋、ダンシャクとメークインの2種類、
「肥料あり」と「肥料なし」で分けて植えてみましたが、
形、大きさ、収穫量など、どのような違いがみられるのでしょうか?

 

 

収穫は、7月中旬から8月上旬の予定なので、
今から収穫が楽しみです!

 

ジャガイモの収穫についても、このブログで報告をしたいと思います。
それでは~ (人◕ω◕)♬

 

ジャガイモの記事はこちらにもあります!
一緒に読んでいただくと、ジャガイモについてより分かりやすくなります!

『栽培に人気のある「ジャガイモ」の種類と特徴は?「種イモ」の選び方や注意点についても。』

 

『「ジャガイモ」栽培の特徴や種イモの植え方、植え付け後の手入れの仕方、収穫について。』

 

『ジャガイモの収穫!植え付け前の「肥料あり・なし」で「収穫量」に違いがあった!気づきや栽培時の注意点も!』