こんにちは(^^)/
ズボラ家庭菜園主婦のハナです。

 

先日、ナスの収穫について、『ナス栽培、収穫の時期やタイミングは?秋ナス収穫に備えた更新剪定のやり方も!』という、記事を書きました!

 

 

ナスは、採れたて新鮮な時が一番おいしく食べられるんですよ^^

 

そこで今日は、ナスの栄養や効能についてと、ナスの簡単ズボラレシピのご紹介をしたいと思います。

 

 

「ナス」の栄養や効能は?

ナスは健康に役立つ栄養素がたくさん!

ナスの成分の9割は水分、残り1割が栄養素となります。

 

あまり多くはありませんが、ナスには、健康維持にかかせない栄養素が幅広く含まれているんですよ!

 

ナスの栄養と効能については、次の通りです。

 

 栄 養     効     能
タンパク質 筋肉を作る、代謝を高める
ビタミンB群 疲労回復、血液をサラサラにする
葉酸 良い細胞を増やす、血液生成
ビタミンC 肌の調子を整えて、老化を防止する
ビタミンE 血行改善、冷え性の緩和
ビタミンK 骨を強める、血液をサラサラにする
ナイアシン 肝機能向上、代謝を助ける
βカロテン 目や皮膚の働きを助ける
カリウム 体内の塩分を排出、高血圧予防
カルシウム 骨を強める
マグネシウム カルシウムの吸収力向上、精神安定
鉄分 貧血を予防する
食物繊維 腸の調子を整え、便秘を予防

 

ナスには、健康維持のための栄養素が、本当に幅広く含まれているんですね!

 

含まれている量はあまり多くはないので、他の野菜と合わせて食べることで相乗効果が期待できます!

 

ナスは生活習慣病の予防にピッタリ!

 

ナスには、「ナスニン」という色素が含まれています。

 

これは、ナスの皮に含まれており、鮮やかな紫色を作り出している色素、アントシアニンを含んでいるポリフェノール成分なんです。

 

ナスニンは、このポリフェノールの抗酸化力によって、ガンや生活習慣病を引き起こす活性酸素を抑え、コレステロールの吸収を防ぐ作用もあるんですよ!

 

また、体の中の余分な塩分を外にだして血圧の上昇を防いでくれるカリウムも含まれています。

 

ナスは、活性酸素を抑えて、血圧の上昇、コレステロールの吸収を防いでくれるので、生活習慣病が気になる方にとってピッタリの野菜なのです!

 

ナスニンは皮に含まれているので、皮ごと食べるようにしましょう!

 

便秘やむくみが気になる方にオススメ!

 

ナスは水分をたっぷりと含んでいます。

 

なので、水分不足で便秘になりがちな方はナスの料理を食べるだけで、水分摂取ができ、スムーズな便通が期待できます。

 

また、ナスに含まれるカリウム余分な水分を排出してくれるのでむくみが気になる方にもオススメな野菜です!

 

ナスは、疲れ目や肌の老化防止にも!

 

ナスの皮の紫色の色素成分のポリフェノールには、疲れ目や目の老化を改善してくれるアントシアニンが含まれています。

 

また、この成分は抗酸化物質ですので、活性酸素の働きによるシミやシワなどの肌トラブルの予防も期待できます。

 

ナスを食べることで、ナスニンの抗酸化作用が、夏、強い紫外線を浴びた肌に体の内側からサポートをしれくれますよ!

 

ナスニンは皮に含まれているので、皮ごと食べるようにしましょうね!

 

 

ナスの食べ方の注意点とは?

秋ナスは体を冷やす!冷え性の方は要注意

 

実を言うとナスは、体を冷やす野菜なんです。

 

夏の暑い時期に食べる分には、最適な野菜なのですが、問題は「秋ナス」です。

 

ナスには、余分な塩分や水分を体から出してくれるカリウムが含まれています。
おしっこをすることで、余分な塩分や水分が排出されるのですが、その時に体の熱も外に出ているんです。

 

おしっこをすると「ブルブル」っとしますよね!これは、熱が下がり寒さを感じているからなんです。

 

「秋ナスは嫁に食わすな」という言葉は、意地悪で言っているのではなく、お嫁さんを体を冷え性にしないための「いたわりの言葉」という説もあります。

 

秋ナスのおいしさは格別なのですが、冷え性の方食べ過ぎに注意しましょうね!

 

秋ナスは体を暖める野菜と共に食べる

「冷え性は嫌だけど、美味しい秋ナスも食べたい!」(っ ` -´ c)
そう思う方も多いですよね!

 

秋ナスは本当に美味しいですもん。私も、同じ気持ちになりました~(´;ω;`)

 

そこでおススメなのは、体を暖める野菜と一緒に食べることです!

 

冷え性が気になる方は、トウガラシやショウガ、ネギなどの体を暖める野菜と共に食べることで
冷えを防ぐことができます。

 

トウガラシやショウガ、ネギなどは、薬味として使える万能な野菜なので秋ナスと一緒に食べて、冷え性を防ぎましょうね!

 

体を冷やさない秋ナス料理!簡単ズボラレシピのご紹介♪

 

ここでは、ナスの効能を生かした簡単ズボラレシピの紹介をしたいと思います。

 

簡単なので、10分程度で完成しますよ♪

 

冷え性の方でも美味しい秋ナスを食べられるように、体を暖めるショウガを効かせたナスのレシピです!

 

ショウガを効かせた、ナスの揚げびたし

 

材料

・ナス   2本ぐらい
(食べたい分用意しましょう!)

・めんつゆ 50cc
(2人分の分量です)

・すりおろしショウガ 適宜
(チューブでOK)

・片栗粉  適宜

 

作り方

 

1.ナスを洗って、大き目の乱切りにします。
切った後は、サッと水にさらして、ザルにあげます。

栄養成分が流れてしまうので、長く水に浸けないようにしましょう!

 

 

2.ナスの切り口に片栗粉をまぶします。

 

 

3.油で揚げます。

竹串がスーッと刺さったら油から上げます。

 

 

4.調味料のめんつゆにショウガを入れて混ぜます。

めんつゆは水で薄めずに原液のままです。ショウガはチューブタイプを使いました。
 
めんつゆもショウガもお好みで味を調節して下さいね!

 

5.油で揚げたナスに、ショウガめんつゆを回しかけます。

軽量カップの調味料は2人分の分量なので半分だけ回し入れました。

 

 

完成です!

ぜひ、揚げたてすぐを召し上がってくださいね^^

 

 

ナスの表面はサクッ、カリッとして口の中に入れると、ショウガめんつゆを含んだナスがトロ~ッととろけます。

しっかりとした味付けなので、ご飯のおかずにピッタリですよ!

 

ショウガを効かせているので、秋ナスでも冷え性対策バッチリ!

 

ぜひ、試してみて下さいね^^

 

まとめ

いかがでしょうか?

 

ナスは活性酸素を抑えてくれるため、生活習慣病予防などに期待が持てる野菜であることが分かりました。

 

    ★ナスの効能★

1.ナスニン(ポリフェノール)の抗酸化作用が、生活習慣病を予防・改善。

・活性酸素を抑えてくれる。
・コレステロールの吸収を防ぐ。
・血圧の上昇を防ぐ。

 

2.便秘やむくみの改善。

 

3.ナスニン(ポリフェノール)のアントシアニンが目の健康を維持。肌トラブルを予防。

ナスニンは皮の部分に含まれているので、皮ごと食べましょう!

 

ナスの食べ方の注意点もお伝えしました!

 

   ★ナスの食べ方の注意点★

1.秋ナスは体を冷やすので、食べ過ぎに注意する。

 

2.秋ナスは体を暖める野菜と一緒に食べて冷えを防ぐ。
(トウガラシ、ショウガ、ネギ等)

 

ナスの成分のほとんどは水分ですが、幅広い栄養素が含まれています。

 

ナスは、味を染み込ませやすい性質もあるので、いろいろな野菜と組み合わせて料理をすることをオススメします!

 

すると、美味しさが増しますし、摂取できる栄養素も増えますよ!

 

ぜひ、試してみて下さいね♪

 

ナスについての記事はこちらにもあります。
一緒に読んでいただくと、ナスについてより分かりやすくなります!

 

『ナスの栽培の特徴とナスの苗の植え方について!コンパニオンプランツについても!』

 

『ナス栽培、手入れ方法4選!支柱の立て方、わき芽かき、肥料・水やりについても!』

 

 

『ナス栽培、収穫の時期やタイミングは?秋ナス収穫に備えた更新剪定のやり方も!』