こんにちは(^^)/
ズボラ家庭菜園主婦のハナです。

 

2017年8月に、5月下旬に植えた「なす」の収穫をしました!

 

そこで今日は、なすの栽培方法の特徴や苗の植え付けの時期、苗の植え方についてお伝えしようと思います!

 

ぜひ栽培の参考にしてみて下さいね!

 

 

「ナス」の栽培方法の特徴は?苗の植え付け時期についても。

 

ナスの原産地は、熱帯で湿度が高いインドと言われています。

 

ナスを種から植える場合、3月頃から準備する必要があるんですが、ナスは高温を好む性質。
日本の3月はナスにとっては寒すぎるので、ビニールハウスなど温度管理できる設備が必要になります。

 

なので、ナスは苗を購入して栽培することをオススメします!

 

ナスの栽培の特徴と植え付け時期

 

★なすの苗の植付け時期:
東北は5月中旬~6月上旬、
関東は4月中旬~5月上旬

 

ナスは高温を好みます!

そのため、霜が降りそうな時期に苗を植えると、地温が低いため株が弱っていきます。
霜が完全に降りない時期、日中平均気温が16℃以上になってから苗植えの適期になりますよ!

 

藤の花が咲く頃が植え付けの目安です!
       

              

★生育期間:
苗の植え付けから約2か月程度で収穫できます。

 

霜に弱く、高温で多湿な環境で、風通しや日当たりが良い場所を好みます。
生育の適温は、28~30度位。

 

★土の状態:
弱酸性の土壌で(ph6.5程度)。
肥料分が多い、肥沃な土壌を好みます。    

 

★肥  料:
ナスの原産地のインドでは、川が氾濫した後の肥えた土壌で育てられていました。

 

そのため、ナスは肥料が大好き
ナスの肥料食い」と
よく言われています(^^;)

 

長い期間ナスを生育するためには、肥料不足にならないように植え付け前の土に、元肥として、完熟堆肥をたっぷりと入れましょう!

 

植え付け前に堆肥をたっぷり入れても、ナスが実をつけるようになると、肥料切れを起こします。

 

なので、2週間から3週間に1回はナスの株元に肥料を与える必要がありますよ!

 

ナスのそばに、コンパニオンプランツを植えよう!

枝豆はナスのコンパニオンプランツです!混植すると、ナスの根にチッソ分を与え、実に甘味をプラスしてくれます!

 

「コンパニオンプランツ」とは、一緒に植えることで、お互いに良い効果をもたらすことができる野菜の組み合わせのことを指します。

 

「コンパニオンプランツ」の野菜同士の植付けの組み合わせで、お互いの虫害や病気を防いだり、実の味を良くしてくれますよ!

 

  ★ナスのコンパニオンプランツ
   (相性の良い野菜)

●豆科の植物

豆科の植物は、ナスの根にチッソ分を与え、実に甘味をプラスしてくれます。

・枝豆
・落花生

 

●ユリ科の植物

連作障害を防ぎ、病気を防いでくれます。

・ネギ
・ニラ

 

●シソ科の植物

シソ科の植物の特徴は香りが強いこと。この香りがナスにつく、害虫を防いでくれます。

・青じそ
・バジル

 

反対に相性の悪い植物もあります。

  ★ナスと相性の悪い植物

●ナスの根と競い合って、生育が悪くなる野菜

・ゴボウ
・オクラ

コンパニオンプランツを混植すると、病害虫を予防したり、野菜においしさをプラスすることができますよ!

 

ぜひ、相性の良い野菜の組み合わせを利用して、美味しい野菜を作りましょうね^^

 

 

「ナス」の苗の植え方について

植え付け前の畑に、肥料を入れる

完熟堆肥「牛糞」と有機石灰を撒きました!

 

ナスの栽培は、5月に苗を植え付け、秋ごろまで楽しむことができます。

 

ナスは肥料を必要とする野菜。
長期間の栽培に備えて、植え付け前に肥料をたっぷりと入れます!

 

植え付け前の肥料は完熟堆肥1㎡に約5kgと、酸性中和のための石灰を1㎡に一握りずつ撒いて、クワで良く混ぜ込みます。

 

土に肥料分が浸透するまでは時間がかかるので、肥料入れは苗を植える2週間前までに済ませるようにしましょう!

 

畝を作る

 

ナスは土の下に広く根を張ります。

 

そのため、1条植えで、ナスとナスの株間は広く取るようにします。

★ナスの一条植え
(一つの畝に1列に苗を植えること)

・畝      幅:60cm

・畝の高さ:20cm

・株      間:60cm

 

黒マルチをはる

 


必ずしも黒マルチをはる必要はないですが、ナスは高温多湿を好みます。
黒マルチをはることで、土の保温性を高めることができますし、土の乾燥を防ぐことができます。

 

なるべくなら、黒マルチをはることをオススメします!

 

ナスの苗の植え付け

マルチの穴に手をいれて穴をあけ、じょうろで、たっぷりと水を注ぎます。
そして、苗を穴にいれたら、周りの土で包み込むように植えます。

 

苗を植え終えたら、ぐらつかないように苗の根元を手で軽く押さえてあげます。

 

風除けをつける

植え付け直後の苗はまだ定着しておらず、風にあおられるとすぐに倒れてしまうので、苗を風から守る風除けをつけます。

 

これは、肥料袋を利用した「行燈(あんどん)」です。

 

苗を囲むように4隅に支柱を立て、肥料袋の底面をハサミで切って広げて支柱にかぶせ、若苗を保護します。

 

これをするだけで、植え付け直後の若い苗を強い風や日差し、寒さから守ることができるんです。

 

苗が成長し、しっかりと根付いたら行燈を外しましょう!

 

まとめ

いかがでしょうか?

 

ナスは種から植えると温度管理用のハウスが必要となり手間がかかるので、苗を購入して植えましょう!

 

苗を植えることで、簡単にナスの栽培を始めることができますよ^^

 ★ナスの苗の植え方のポイント★

1.ナスは肥料の多い土壌を好むので植え付け前の肥料をたっぷり入れる。

 

2.ナスは寒さと強風に弱いので、寒さ・風除け対策をする。

・平均気温16℃以上になってから苗を植える
(目安は藤の花が咲く頃)

・畝に黒マルチを張って、地温が下がらないようにする

・苗植え付け後に「行燈」を立て若苗を強い風と寒さから守る。

ナスは高温多湿を好むので、寒さや風対策をしっかり行いましょう!

 

そして、ナスは肥料が大好きなので、肥料をたっぷりと入れましょうね^^

 

また、コンパニオンプランツの活用をすると、病害虫を予防できるのオススメです!
(枝豆を混色するとナスに甘味がプラス♪)

 

適切な管理をすることで秋までナスを収穫できるので、長い期間楽しむことができますよ!

 

ぜひ、試してみて下さいね^^

 

ナスについての記事はこちらにもあります。
一緒に読んでいただくと、ナスの育て方がより分かりやすくなります!

 

『ナス栽培、手入れ方法4選!支柱の立て方、わき芽かき、肥料・水やりについても!』

 

 

『ナス栽培、収穫の時期やタイミングは?秋ナス収穫に備えた更新剪定のやり方も!』