こんにちは!(^^)/
ズボラ家庭菜園主婦のハナです

 

先日、『ナスの栽培の特徴とナスの苗の植え方について!コンパニオンプランツについても!』という、記事を書きました!

 

そこで今日は、ナスの苗を植え付けた後の主な手入れ方法についてお伝えしようと思います!

 

ナスの主な手入れ方法は次の4点です。

 ★ナスの手入れ方法4点★

1.ナスの支柱立て

2.ナスのわき芽かき

3.肥料を与える(追肥)

4.水やり

 

それでは、4点の手入れ方法をそれぞれで必要な事柄をプラスしながら確認していきましょう!

 

 

ナスの支柱立て

ナスは成長すると、大きな実がついてきますし、重みが増していきます。
そこに強い風が吹いたりすると株ごと倒れてしまうこともあるんです。

 

なので、株が倒れないようにナスの側に支柱を立てて、固定しましょう!

ナスの支柱の立て方

ナスの苗が根付いたか確認する

ナスの支柱立ては、ナスの苗を植え付けしてから2週間後位に行います!
その際に、ナスの苗がしっかりと根付いたか確認しましょう。

 

根付いていないようなら、もうしばらく「行燈」をして根付くまで待ちます。

 

上の写真は苗植え付け後、3週間目のナスです。
しっかりと根付いているようなので「行燈」を外し、支柱立てをしてもOKですね!

 

支柱を立てる

 

ナスの主軸の側に支柱を1本差し込みます。

 

支柱の長さは120~150cm程度、太さは直径1.6~2.0cm程度が良いと思います!
(今回は、高さ120㎝、太さは1.6㎝の支柱を使いました。)

 

支柱の価格は、ホームセンターで1本200円位でしたよ。

 

支柱に苗の主軸を誘引し、ヒモで結ぶ

支柱にヒモを巻いて、その後、ナスの主軸にヒモを結び、固定して終了です!

 

ナスの支柱立ての注意点は?

ナスは、季節が暖かくなるにつれてどんどん成長し、主軸も太くなっていきます。

 

主軸にヒモを結ぶ時にぎっちり結ぶと、ナスが成長するにつれてヒモがナスの主軸に食い込みキズがつきます。

 

苗の主軸にキズがつくと、病気になってしまうので、ヒモを結ぶ時は、ゆるめに結びましょう!

 

ナスのわき芽かき

ナスは成長していく段階でわき芽がたくさん出てきます。
放っておくと、枝が混みあって日当たりが悪くなるので、わき芽をとって、枝を整理しましょう!

 

わき芽を取ることで、主要な枝に栄養がいきわたって、ナスの収穫量が上がりますよ^^

 

ナスのわき芽の見分け方

 

ナスのわき芽の取り方は「3本仕立て」が基本です!
ナスの一番花が咲いたら、一番花のすぐ上と下のわき芽を残します。

 

それより下のわき芽は全て摘み取ります。

 

1.一番花のすぐ下のわき芽(1本)を伸ばす。
2.一番花のすぐ上のわき芽(2本)を伸ばす。
3.主軸(3本)を伸ばす。

これがナスの枝の「3本仕立て」です!

 

ナスのわき芽の取り方

実際にやってみました!

 

一番花のすぐ下のわき芽は残して、それより下のわき芽を摘み取ります!

 

「ポキン」と、手で簡単に摘み取れますよ。

 

 

これがわき芽を摘み取った後の写真です。大分スッキリしましたね!

 

ナスのわき芽かきの注意点は?

病気を防ぐために、晴れた天気の日に行いましょう。

 

雨の日に行うと、わき芽をとった後のキズ口が乾きにくく、病気を呼び込んでしまうので要注意です!

 

 

ナスに肥料を与える

ナスは肥料切れしやすい

ナスは「肥料食い」と言われる程、肥料が大好きな野菜。

 

生育段階で肥料を与えないと、生育が悪くなり、花が咲かなくなります。

 

肥料切れの状態は花を見れば分かりますよ!

★ナスの肥料切れのサイン★

1.ナスの花がつかない

2.ナスの花が落下している

3.ナスの花に雌しべの突起がない

 

では、実際に写真で見てみましょう!

 

 

これは、肥料切れをしていない元気なナスです。

 

花の周辺の葉っぱも、濃い緑色でピンと張りがありますね!

 

花の中心部に緑色の突起が見えていますが、これが雌しべです!
このように、雌しべが突起している花を「長花柱花(ちょうかちゅうか)」と言います。

ナスの花は、この雌しべの突起部分で受粉することで実をつけます。

 

 

 

これは、肥料切れを起こしているナスです。
水分も不足していて、葉っぱも枯れていますね。

 

花も咲いていますが、花の中心部に突起がなく、黄色の雄しべだけになっています。
これは「短花柱花(たんかちゅうか)」と言います。

 

雌しべが突起しておらず受粉できないため、花が咲いても実はつきません。

 

このような花が咲くのも、肥料不足と水分不足が原因です!

 

ナスに肥料を与えるタイミングは?

ナスはたくさん肥料を必要とする野菜

 

植え付け前に肥料を入れていても実をつけるようになれば、途端に肥料切れを起こしてしまいます。

 

苗を植え付けてから、根がつくまでは植え付け前の肥料で十分育ちます。

 

根がついてからは、2週間に1度のタイミングで肥料を与えるようにしましょう!

 

その上で、ナスの花の状態を確認し、肥料切れを起こしているようなら追加で肥料を与えるようにします。

 

与える肥料の種類は?

 

今は「ナス専用」の肥料が販売されています。
ナス専用肥料なので、ナスに必要な肥料成分がちょうどよく配合されていて、簡単にあげることができますよ!

 

私はいつも写真の肥料を使っています!手軽に追肥ができるので、オススメです!

水やりをする

ナスは高温多湿を好む野菜で、水分がないと育たないんです!

 

ナスが成長する季節は暑い夏!ですが、晴れの日が続くと、土がカラカラに乾いてしまいます。

 

土が乾燥してくると、ナスの葉っぱが枯れてきたり、ナスの実の皮が厚くなったりします!

 

なので、乾燥を防ぐために水やりをする必要があります!

 

ナスの水やりのタイミングは?

 

晴れの日が続き、土が乾いていたら水を上げるうにしましょう!

 

また、ナスの葉っぱが枯れてきたり、花が落下しやすくなった時も水やりのサインです!
たっぷりと水をかけてあげましょう!

 

ナスの水やりの注意点は?

ナスの水やりの注意点は水をあげる時間帯です。

 

水やりの時間帯は、朝6時前の早朝か気温が下がってくる夕方に行います。

 

日中に水やりをすると、気温が高くなることで土の中の温度も上がりナスの根が焼けてしまうんです。

 

根が焼けると途端に枯れてしまいますので、水やりの時間帯だけは絶対に間違わないようにしましょう!

 

まとめ

いかかでしょうか?

 

今日はナスの苗植え付け後の手入れ方法を4点お伝えしました!

★ナスの主な手入れ方法と要点★

1.支柱立て
・若苗がしっかり根付いてから行う。

・支柱と主軸をヒモで結ぶ時は、ゆるく結ぶ。
(主軸を傷つけないように!)

 

2.わき芽かき
・一番花のすぐ上と下のわき芽より、下のわき芽は全部摘み取りる。
(3本仕立てにする)

・天気の良い日に行う。
(雨の日は傷口に病気つきやすい)

 

3.肥料を与える
・2週間に1度肥料を与える

・花の状態を見て、肥料切れを起こしていないか確認する。
(肥料切れは花に雌しべがない)

 

4.水やりをする
・葉っぱの枯れ、花の落下が多い時は水やりのサイン。

・晴れの日が続き、土が乾いていたら水やりをする

・気温が涼しくなる夕方に行う。

 

ナスは、適切な手入れをすると秋ごろまで収穫を楽しむことができます!
どちらかというと、ナスは手間がかかる野菜の部類かもしれませんね(´;ω;`)

 

私はズボラなので、気づくと肥料切れを起こしていることが多いですが、なんとかナスは育ってくれてます!(´・ω・`)

 

家庭菜園で収穫したナスの味はとても絶品なので、ナスが喜ぶ手入れ方法を継続していきましょう!

 

こちらの記事と合わせて読むと
ナスの育て方がより分かりやすくなります!

 

『ナスの栽培の特徴とナスの苗の植え方について!コンパニオンプランツについても!』

 

『ナス栽培、収穫の時期やタイミングは?秋ナス収穫に備えた更新剪定のやり方も!』