こんにちは(^^)/
ズボラ家庭菜園主婦のハナです
先日、『春植え白菜の収穫!植付前の肥料なしで、たった2カ月半で食べられるまで成長!肥料なしで育てる時の注意点についても。』という記事を書きました。
上の写真は、2017年7月後半に収穫した、肥料なし(2016年の春植え前にまいた肥料だけ)で育った白菜です。
2017年5月に5個の苗を植えつけただけで、成長段階においても、肥料を全く与えませんでした。
残念ながら、5個中1個は幼苗の時に虫に食べられて無くなってしまったのですが…。
でも残った4個は、たったの2か月半でこんなに立派に育ってくれました。
(写真は3個ですが、1個別な場所に置いていました(汗))
4個の白菜は無惨なほどに、外葉がたくさんの虫に食べられちゃってました。
(外葉をむいたら、中身は比較的きれいでしたよ^^)
白菜って、どうしても害虫とは縁が切れない野菜なんですよね。
例え、野菜に害虫がついたとしても、なるべくなら害虫駆除薬を使わずに対処したいものです。
いずれ私達が食べる野菜ですし、それにウチの畑はニャンコ達が遊びに来て、生えている草を食べるので、なるべくなら害虫駆除薬は使いたくないんですね。
なので、いろいろ調べてみたら、白菜が害虫に食べられるのは「野菜の健康状態」や「土壌の状態」、「野菜を育てる環境」に原因があるみたいなんです!
そこで今回は、主に白菜につきやすい害虫とその原因、害虫駆除薬を使わずに対処する方法についてお伝えしようと思います。
目次
「白菜」につきやすい害虫2つ。その原因と薬を使わずに対処する方法とは?
ナガメ(菜ガメ:カメムシの一種)の発生原因と害虫駆除薬を使わない対処法
★菜につくカメムシなので「ナガメ:菜ガメ」という名前がついています。
★白菜以外でつきやすい野菜:
アブラナ科の野菜(キャベツ、小松菜、大根、カブ)
★原因:
土壌に必要以上の堆肥や肥料を与えていることが、「ナガメ」を引き寄せている原因。
「ナガメ」は鶏糞や牛糞、豚糞など、チッソが多い堆肥を撒いた土壌の野菜の葉を好む害虫。
堆肥や肥料で肥満ぎみの野菜や軟弱に育っている野菜が「ナガメ」の被害に合いやすい。
★対策:
①見つけたらすぐに取り除く
カメムシは温度が低いと動きが鈍い。温度が低い時間(早朝や夕方)に、捕獲して畑の外に追い出す。箸で捕まえると、臭いを出すので、ペットボトルを使うと捕まりやすい。
②苗を植えたらすぐに防虫ネットをかける
苗を植えたらすぐに、防虫ネットをかける。その際、苗に害虫がついていないか確認する。
防虫ネットは、網目素材や寒冷紗など様々な種類があるので、畑の広さや使いやすさで選ぶ。
防虫ネットは水を通し、ネットの上から水やりできるので、収穫までかけたままでも大丈夫!
ただし、防虫ネットをかけていても油断せずに、中に害虫がいないか時々確認してくださいね!
2.ナメクジの発生原因と、害虫駆除薬を使わない対処法
★ナメクジには塩をかけたくなりますが、塩ではナメクジは退治できません。それに、畑に塩が入ると作物が死ぬので、塩は使わないでくださいね~!
★白菜以外でつきやすい野菜:
野菜全般、花全般、果樹全般(若い葉っぱを好む)
★被害:
新芽など若い苗の葉っぱを好む。芽のうちに食べられると、野菜が成長しなくなる。
ある程度成長した葉っぱであれば、多少食害にあっても枯れないが、野菜にキズがつく。
★原因:
「ナメクジ」は湿っぽくて、ジメジメした環境を好む。野菜の周囲が草でおおわれて、風通しが悪いことが原因。
ナメクジが発生しやすい時期は5月頃。その後、幼虫から成虫に育ち、秋頃産卵する。
幼虫から成虫に育つ時期と野菜を植えている時期が重なった時に、野菜周辺の風通しが悪いと、「ナメクジ」の食害に合いやすい。
★対策:
①野菜の周囲の雑草を刈り取り、風通しを良くする
ナメクジは、ジメジメした環境を好み、湿度が低く、温度が高い場所を嫌う。
野菜の周囲に草が茂り、湿度が高くなると発生するので、野菜周辺の草を刈り、風通しを良くする。
②見つけたら取り除く
白菜の中はナメクジにとっては、葉っぱがおいしいし、湿度も保たれているため、最高に居心地が良い場所。なので、ナメクジが白菜の中に入ると、若い葉がナメクジの食害に!
ナメクジは、雨の日に出てきやすいので、見つけたら箸やピンセットで取り除き、畑の外に出す。
まとめ
今日は、白菜につきやすい代表的な害虫を2つ紹介しました。
★白菜につきやすい害虫について★ 1.ナガメ(菜ガメ) ★対策: 2.ナメクジ ★対策: |
これらの2つの害虫は白菜だけではなく、他の野菜にもつきやすいので、害虫駆除薬を使いたくない方は、ぜひ試してみて下さいね。
ウチはニャンコ達が野菜周辺の雑草を食べるので、害虫駆除薬を使わないようにしています。
なので、虫は苦手ですが、なんとか頑張っていますよ(。>﹏<。)
本当は、野菜が害虫に食べられないようにするには、野菜を健全に育てることが大切なんですよね。
人間でも病気を防ぐためには、正しい食事や規則正しい生活を心がけます。
野菜も同じで、栽培時期が間違っていたり、日当たりや風通しが悪かったり、栄養不足、反対に栄養分が多すぎても、不健康に育って病気になってしまうんです。
そういう不健康な野菜が害虫を引き寄せていたんですね。
今回のウチの白菜は、土に栄養分が多く、肥満気味で不健康に育ち、害虫がついたようです。
私自身、大きい白菜は良い野菜だと思っていて、まさか野菜にもメタボがあるなんて驚きでした!!!
害虫を引き寄せないためには、畑の土の状態をよく知り、雑草を味方につけながら土を育てて、野菜に合った環境を整えていくことが大切だそうです!そうすると、土壌のバランスが整い、野菜の病気や害虫が徐々に減っていきます。
良い土作り、畑作りにはどうしても時間がかかりますので、状況が整うまでは害虫対策をしっかりと行いたいと思います!
それでは~~!
白菜の記事はこちらにもあります!
一緒に読んでいただくと、白菜についてより分かりやすくなります。
『春植え白菜の収穫!植付前の肥料なしで、たった2ヶ月半で食べられるまで成長!肥料なしで育てる時の注意点についても』
『白菜は美肌・ダイエット効果あり!白菜の栄養や効能、簡単ズボラレシピのご紹介も!』