こんにちは!(^^)/
ズボラ家庭菜園主婦のハナです

 

上の写真は、2017年の5月初めに、
苗から植えた白菜なんです。
見事なまでに虫に食べられていますが、
大きく育ってくれました!

 

「世の中には、こんな虫もいたのか~?」
と、思うほどに見たことがないような
虫達が白菜に集まっていました。

 

「白菜っておいしいよね。
 虫の気持ちわかる~。」
と、思いながら2ヶ月間半も手入れせずに、
白菜をそのままにしておいたズボラ主婦。

 

こんなに虫食いだけど、
大きく育ってくれたので、
今日は収穫に来ました!

 

実はこの白菜、植え付け前の肥料、
そして植え付け後も肥料を
あげていないんです。

 

簡単に言うと、
「肥料なしで育ってくれた」
白菜なんですよ!

 

「そんなことってあるの??」(⦿_⦿)??

 

びっくりしますよね!
本当に肥料なしで、
たった2カ月半で
食べられるまで育ったので、
私もびっくりしているんです 
(゚o゚〃)━━━!!!

 

 

なぜ?肥料なしで白菜を育てたの?

この写真は、
2017年4月半ば、
雪が溶けて水仙の花が
咲いている頃の写真です。

 

ネコのシマタロウがいる
右隣の赤丸で囲んだ辺りに
白菜を植えました。

 

草がびっしり生えていますね。

 

拡大写真です!
このような草が生えていました!

 

畑の草を見ると、
土の栄養状態を知ることができるんですよ。

ピンク色の花が咲いている草は
「ヒメオドリコソウ」です。

 

小さなつぼみを持った草が
「ハコベ」という草なんです。

 

これらの草が生える土は、
とても肥えていて。

 

肥料なしでも、
野菜は育つそうなんです。

 

そこで、試しに
春の植え付け前の肥料を撒かないで
白菜の苗を植えてみたのです!
(肥料は2016年の4月の
春植え前にまいただけです)

 

苗を植え付ける時は、
高い畝を作り、穴を掘り、
水をたっぷりと土に含ませて植えました。

 

植え付け後、私はズボラなので、
手入れも追肥もしませんでした。

 

ですが、こんなに大きな白菜に
育ってくれましたよ!

 

それに、草達はちゃんと意味があって
生えていることも分かりました!

 

植付前の肥料なしで育てる時の注意点は?

 

2017年の春、私は自然菜園を
目指そうと考えていました! 

 

参考にしたのはこちらの本です!

 

畑の状態に合わせた、
自然農園の作り方が分かりやすく
書かれているオススメの1冊です!

 

 

「これならできる自然菜園」竹内孝功著作 では、土のph、肥沃度、湿度などを「生える草」によって、1~3のステージに分類し、把握している。ステージごとの草の写真が掲載されていて、分かりやすい。

 

2017年、春の植え付け前の
草の状態を見てみると、
たくさんの種類の草が生えています。

 

その草の状態を見ると、
土の酸性度や栄養状態が分かりますので、
まずは、自分の畑の土が
どのような栄養状態か
知ることから始めます。

 

そして、必要な肥料や
野菜の植付場所などを決めていきますよ!

 

私は、春の草が生えたウチの畑を
写真に収め、
上の表を参考にしながら
土の状態を見ています。

 

白菜を植える前は、
ステージ3の土に生える
「ヒメオドリコソウ」と「ハコベ」が
生えていたので、
植付前の肥料なしで、
苗を植えてみようと考えました!

 

2.土の状態に合わせた、野菜を植える


野菜は、酸性で痩せた土壌でも育つもの、
肥沃な土壌じゃないと育たないものなど、
様々な種類があります。

 

同じ区画の土も、
場所によって土の栄養状態は
かなり違うんです。

 

その土に合わせた野菜を植えることで、
肥料なしの野菜作りも
実現できるようになります!

 

ウチの畑1区画だけでも(5m×5m)、
肥料なしでも大丈夫な肥沃な場所もあれば、
酸性が強く、栄養分が少なく
痩せている場所など、違いがありました。

 

酸性が強く痩せている場所には
「ジャガイモや豆類」、
肥沃な場所には「白菜」など、
土に合わせた野菜を植えましたよ。

 

3.野菜の状態を見て、栄養を補う

野菜の状態を
よく観察するようにします。

 

すると、野菜の成長段階で
「栄養が足りないのかな?」と
思う場面が出てきます。

 

例えば、野菜の葉っぱの端が
黄色っぽく枯れてきたり、
果実の育ちが悪い時など。

 

草の状態を見て野菜を植えたとしても、
栄養が必要になる場面は結構出てきます。

 

成長段階で、
より肥料分を必要とする苗もありますし、
土の栄養が他の作物に影響されている
こともあるなど、理由は様々。

 

そういう時は、足りない分の
肥料を与えて補うようにします。

 

植える野菜によって違いが出るので、
その時の野菜の状態をよく見て、
対応すると良いと思います。

 

そして、日頃から畑の草を刈ったら、
畑の外に捨てないで、
野菜の根元に置いたり、
通路の部分に敷いておきます。

 

畑に置いた刈り取った草の下では、ミミズがたくさん。やわからい団粒構造の土を作ってくれている。

 

すると、自然と刈り取った草が朽ちていき、
土の栄養になってくれるんです。

 

刈り取った草の下では、
ミミズたちが一生懸命働いていて、
良い状態の土を作ってくれますよ。

 

自然菜園の考え方は、足りない分を補い、
年数をかけて良い土を
育てていくというものなんですね。

 

なので、貸し農園を利用している場合
(通年ではなく、1年ごとの更新)は、
このようにできないこともあると思います。

 

もし、自然菜園に興味がある場合は、
利用している畑に応じて、
チャレンジしてみて下さいね!

 

草を味方につけると、
野菜作りも、
さらに面白いものになりますよ!

 

 

肥料なし白菜は、外は虫食い、中身はとってもきれい!

 

白菜を上から押してみると、
全く凹みません。
びっしりと葉が巻いています!

 

 

虫食いがある外葉を取り除いてから、
包丁で芯の部分を切ります。

 

 

中身は虫食いがほとんどありません。
こんなに綺麗な白菜が現れました!!

 

全部で5個の白菜を植えたのですが、
1個は完全に無くなっていました。

 

おそらく苗の状態の時に、
虫に食べられてしまったのだと思います。

 

全体写真を撮るのを忘れてしまいましたが、
全部で4個の白菜を収穫できました!

 

4個とも外葉は
虫にかなり食われていました。

 

でも、虫食いの外葉を剥いていくと、
中身はとっても綺麗です。

 

白菜に来ていた虫くん達は、
カメムシにナメクジなどでした。

 

せっかく自然菜園を目指しているので、
虫くん達も同じ生命と考えて、
今回は良いおすそ分けができたと、
良い方に考えようと思います。

 

 

今日は、白菜の収穫のために、
シマタロウが様子を見に来てくれました!

 

モグラやネズミを追い払ってくれる
とても心強い助っ人ニャンコです!

それでは~!

 

白菜の記事はこちらにもあります!
一緒に読んでいただくと、白菜について
より分かりやすくなります!

『白菜」につきやすい害虫って?
 その原因と害虫駆除薬を
 使わない対処法とは?』