こんにちは、ズボラ家庭菜園主婦のハナです(^^)/

 

前回、「じゃがいも」収穫の記事を書いたのですが、

早速収穫した「じゃがいも」で、料理を作ることにしました!

 

そこで今日は、じゃがいもの栄養や効能について、
そして、じゃがいもの簡単ズボラレシピのご紹介をしたいと思います。

「じゃがいも」の栄養や効能は?

ジャガイモは、高血圧・むくみが気になる方にオススメの野菜!

 

ジャガイモには、豊富な栄養素がたっぷりと含まれています。

 

ジャガイモに含まれている主な栄養素は、次の通りです!

     栄   養          効   能
ビタミン ビタミンB1 疲労回復、血液をサラサラにする
ナイアシン(ビタミンB群) 血液の循環をよくする
ビタミンC 肌の調子を整えて、老化を防止する、免疫力を上げる
ミネラル カリウム 体内の塩分を排出する、高血圧予防
マグネシウム カルシウムの吸収を助ける、精神安定効果
鉄分 貧血を予防する
  食物繊維 腸の調子を整えて、便秘を予防する

 

ジャガイモに含まれる「カリウム」は、
体の中の塩分を外に出す働きがあるので、むくみやすい人にピッタリなんです。
また、血圧が上がるのを防ぐ働きもあるので、高血圧の方にもオススメな野菜ですよ!

 

ジャガイモのビタミンCは、熱に強い!美容効果も期待できる!

 

美容に効果がある「ビタミンC」は、水に溶けやすく、熱にとっても弱い栄養素です。
ですが、ジャガイモに含まれるビタミンCは、とっても熱に強いんです!

 

なぜなら、ジャガイモは皮に包まれていて、
そして、豊富なデンプンによって、ビタミンCが守られているからなんですよ。

 

なので、ビタミンCを逃がさないためには、
ジャガイモを皮付きのまま茹で、火が通ってから皮をむいたり、
もしくは、皮付きのまま食べることをオススメします!

 

ジャガイモは、意外と低カロリー! ダイエット効果も!

 

ジャガイモって「炭水化物が多くてカロリーが高い」イメージがありますよね!

 

実は、ジャガイモ100gのうち、80gは「水分」、
そして「炭水化物」は17g程度と、本当は少ないんです!

 

そして、気になるカロリーは、100gで76kcal!
コンビニおにぎりと比べると分かりやすいのですが…。

 

コンビニおにぎりは1個100gで、カロリーは約180kcalありますので、
ジャガイモは、低カロリーであることが分かります!

 

ジャガイモは、食物繊維も豊富で便秘も予防できますし、
さらに低カロリーなので、ダイエット効果も期待できますね!

 

ジャガイモの緑の部分は有毒物質ソラニン。食中毒の危険性も!

 

ジャガイモの中には、皮の色が緑色になっている物もありますよね。
この緑色の部分には、ジャガイモの有毒物質「ソラニン」が含まれています。

 

ソラニンは、ジャガイモに光が当たることで生成されます。

 

ソラニンが含まれている緑色のジャガイモは、
ごく少量食べたのであれば問題はないのですが、
食べ過ぎると、吐き気や頭痛、腹痛、重症の場合は死に至るケースも。

 

なので、ジャガイモが緑色になっていたら、
緑色の部分を包丁で厚めに削って捨てて、食べないようにしましょう!

 

「ジャガイモ」の効能を生かす食べ方は? 
簡単ズボラレシピのご紹介♪

ジャガイモを栽培していると、小イモがたくさん収穫できますよね!

 

小イモは皮をむくのが面倒なので、最後まで食べないことが多かったのですが…。
実は小イモって、収穫後すぐに皮つきで食べると、とってもおいしいんです^^

 

ジャガイモって、皮付きのまま食べることで、
ビタミンCを効果的にとることができるので、まさに一石二鳥!

 

なので今日は、
小イモをおいしく食べられる、簡単ズボラレシピをご紹介したいと思います!

味噌カンプラ

味噌カンプラは、福島県の郷土料理なんですって!
「カンプラ」とは、福島県の方言で、ジャガイモという意味があるのだそうです。

 

味噌カンプラは、県民ショーで紹介されていて、
これなら小イモを無駄なく食べられそうと思い、実際に作ってみました!

 

作り方はすごく簡単ですよ♪

 

材 料

・小さなジャガイモ 20~30個程度

・味噌 大さじ3

・砂糖 大さじ3

 
 
作り方 
 
1.ジャガイモを洗う
 
小さなジャガイモを皮付きのまま使いますので、水で皮についている土などを洗い流します。
ジャガイモを洗った後は、ざるにあげて、水をよく切ります。
 

 

2.油で揚げる

ふた付きのフライパンに、ジャガイモを入れます(よく水を切りましょう)

そして、ジャガイモがひたひたになるまで油を入れて、フタを閉めて、火をつけます。
(フタを閉めないと、ジャガイモの水分で油がはねるので、気をつけましょう!)

火加減は弱火~中火程度で、竹串がスーッと通るまで、ジャガイモを素揚げしていきます。

 

3.素揚げできたら、ジャガイモを油から取り出す

ジャガイモに竹串が通る程、火が通ったら、一度油から取り出します。

そして、フライパンの油を、大さじ1杯程度残して片づけましょう。

 

4.フライパンに味噌と砂糖を入れて温める。

あらかじめ用意しておいた味噌と砂糖を、先程ジャガイモを素揚げしたフライパンに入れて、火をつけます。

火加減は弱火で、フライパンに残しておいた油と味噌と砂糖を、なじませながら練るように温めます。

 

5.フライパンに素揚げした、ジャガイモをいれて味噌と絡める

フライパンの中の砂糖がとけて、味噌となじんだら、素揚げしたジャガイモを入れて、
絡め合わせて、出来上がりです!

 

「味噌カンプラ」は、
ジャガイモを皮ごと素揚げして、甘味噌と絡めているので、
噛むと「パリッ」っと音を立ててジャガイモが割れ、
その後甘じょっぱい味噌の風味が、口に広がります!

 

味噌カンプラの甘じょっぱさは、まさにご飯のお伴にぴったり!
もちろんお酒と一緒に食べても、美味しいですよ~

 

まとめ

 

いかがでしょうか?

 

ジャガイモの栄養や効能を、もう一度大まかにまとめてみました!

 

1.ジャガイモの栄養素「カリウム」:高血圧やむくみを予防できる
 塩分を排出し、血圧を安定させる働きがあるので、高血圧やむくみがある方にオススメ!

 

2.ジャガイモの栄養素「ビタミンC」:美肌・美容効果が期待できる
 豊富なビタミンCが、ジャガイモのでんぷんで守られており、熱に強い。
 皮ごと食べると、より効果的にビタミンCをとることができる。

 

3.ジャガイモのカロリーは100g、76kcalと低カロリー。
(コンビニおにぎりのカロリー100g、約180kcal)
 ジャガイモの食物繊維で便秘も予防!ダイエット効果も期待できる!

 

4.ジャガイモの緑色の部分は「有毒物質ソラニン」。
 食べ過ぎると食中毒の危険性がある。
 緑色の部分は包丁で削り、食べないようにしましょう!

 

ジャガイモは夏に収穫すれば、一冬貯蔵できるのでとても重宝する野菜です。

 

また、料理のジャンルによって、
ジャガイモの種類を使い分けるのも楽しいですよ!
(煮つけ→メークイン、コロッケ→ダンシャク、など)

 

ジャガイモは、栽培方法も簡単なので、まさにズボラ向け野菜です。
ぜひ、栽培してみて下さいね!