こんにちは(^^)/
ズボラ家庭菜園主婦のハナです。
先日、ピーマンの収穫について、『家庭菜園ピーマンの収穫!収穫の時期やタイミング、大きさは?長期間収穫できる方法は?』という、記事を書きました!
採れたてのピーマンってみずみずしくて、美味しいですよね!^^
そこで今日は、ピーマンの栄養や効能についてと、ピーマンの簡単ズボラレシピのご紹介をしたいと思います。
たっぷりと収穫できるピーマンだからこそ簡単に、美味しく食べましょうね!
目次
「ピーマン」の栄養や効能は?
免疫力を高めるビタミンが豊富なピーマン!
ピーマンには、体の免疫力を高める栄養素がたっぷりと入っています!
ピーマンの栄養と効能については、次の通りです。
栄 養 | 効 能 |
ビタミンA |
免疫力を高める、感染症を予防する |
ビタミンB群 | 疲労回復、血液をサラサラにする |
葉酸 | 良い細胞を増やす、血液生成 |
ビタミンC | 肌の調子を整えて、老化を防止する |
ビタミンE | 血行改善、冷え性の緩和 |
ビタミンK | 骨を強める、血液をサラサラにする |
ナイアシン | 肝機能向上、代謝を助ける |
βカロテン | 目や皮膚の働きを助ける |
カリウム | 体内の塩分を排出、高血圧予防 |
カルシウム | 骨を強める |
マグネシウム | カルシウムの吸収力向上、精神安定 |
鉄分 | 貧血を予防する |
食物繊維 | 腸の調子を整え、便秘を予防 |
ピーマンは緑黄色野菜で、体の免疫力を高めるビタミンやβカロテンが豊富に含まれています!
ピーマン1個で健康の維持ができるなんて、なんだかすごいですね!
ピーマンのβ-カロテンは風邪予防に効果的!
ピーマンは、β-カロテンが豊富に含まれいてる緑黄色野菜なんです。
このβ-カロテンは、体の中でビタミンAに変わり、粘膜や肌を守る働きをしてくれます。
ビタミンAが不足すると、喉や口、鼻などの粘膜が弱り、風邪の原因であるウイルスが体の中に侵入しやすくなるんです。
なので、ビタミンAに変わるβ-カロテンが豊富に含まれているピーマンを食べることで、粘膜や肌の働きを強め、風邪を予防することができますよ!
豊富なビタミンCで、美肌効果が期待できる!
ピーマンには、ビタミンCも豊富に含まれています!
ビタミンCには、シミの原因であるメラニンの発生を抑えたり、肌の調子を整える作用があります。
通常ビタミンCは、熱に弱いのですが、ピーマンに含まれているビタミンCは、熱に強いんです。
実は、ピーマンに含まれているビタミンPという成分が、ビタミンCに作用して、熱に強い状態を作り出しているんですよ!
ピーマンは、油との相性がよいので、炒めて食べることがオススメです!
美味しくピーマンを食べて美しい肌を手に入れましょう!
ピーマンはダイエットにも効果あり!
実はピーマンは、トウガラシの仲間なんです。
ピーマンは辛くはないので、昔は「甘トウガラシ」と呼ばれていたそうです。
トウガラシには「カプサイシン」という脂肪を燃焼させる成分が含まれているのですが、実はピーマンにも含まれているんですよ!
それは「カプサイシン」の成分が変化した『カプシエイト』という成分です。
「カプシエイト」は、体温を上昇させて、体の中の脂肪を燃やし、代謝をあげる働きがあります。
そして、ピーマンに含まれている「ピラジン」が血液をサラサラにして、血行を良くする働きがあるんです!
ピーマンは「カプシエイト」と「ピラジン」の働きでトウガラシと同じようなダイエット効果が期待できますよ!
ピーマンの苦みの原因と苦みを消す方法について
ピーマンの苦みの原因は?
ピーマンにはポリフェノールの成分である「クエルシトリン」という物質が含まれています。
この「クエルシトリン」という物質は、体の中の脂肪の蓄積を抑えたり、血圧の上昇を抑えたり、関節の炎症を防ぐ働きをしてくれる、とってもありがたい物質。
しかし、この「クエルシトリン」は口の中では、渋さを感じる物質なんですって。
そしてこの「クエルシトリン」がピーマンの独特なニオイの成分「ピラジン」と口の中で一致団結することにより、「ピーマンの苦み」として作用しているんですよ!
ピーマンの苦みを消す方法は?
ピーマンの苦みを消す方法は、切り方を工夫することです!
ピーマンの苦みを感じさせる成分を含んでいる細胞は、ピーマンの中で縦に並んでいます。
そのため、ピーマンを縦に切ることで苦みを感じさせる細胞を傷つけないので苦みを軽減させてくれます。
ピーマンを横に切ると、苦みを感じさせる細胞を傷つけることになるので、苦みを強く感じるようになります。
ピーマンが苦手な方に食べてもらう時はピーマンを縦に切って、調理することをオススメします!
ピーマンで風邪予防!簡単ズボラレシピのご紹介♪
ここでは、栄養豊富なピーマンをモリモリ食べられる簡単ズボラレシピの紹介をしたいと思います。
簡単なので、10分程度で完成しますよ♪
無限ピーマン
材料
・ピーマン 好きなだけ(今回は5個)
・ツナ缶 1缶(オイルタイプ)
・もやし 1袋(かさ増しのため)
(ピーマンたくさんあればなくても良い)
・鶏ガラスープの素 大さじ1
・塩コショウ 適宜
・干しエビ お好みで
作り方
1.ピーマンを洗い、ヘタの部分を切って種を取り出します。
今回は、ピーマンを横に切ります。
ウチの家族は、ピーマンの苦みが好きなので(-.-;)
ピーマンの苦みが苦手な場合は 縦に切っても大丈夫です!お好みでOK!
2. 火をつけていないフライパンにツナ缶を開けて、切ったピーマンを乗せたら火をつけます。
3.ピーマンをツナ缶のオイルになじませるように炒めます。
4.塩コショウを振りかけて、鶏ガラスープの素を入れ、サッと炒め合わせます。
今回は、かさ増しのためにもやしをいれました。
ピーマンがたくさんある場合は、好きなだけピーマンを使ってくださいね!
5.冷蔵庫に干しエビがあったので入れて、サッと混ぜます。
ゴマやかつお節など、好きな具材を入れてみて下さいね。
もちろんツナ缶だけでもおいしいですよ!
完成です!
今回はピーマンが5個しかなかったので、かさ増しでもやしを使いましたが、ピーマンがたくさん収穫できたのであれば、ぜひ、ピーマンだけで作ってみて下さいね^^
味付けは、塩コショウと鶏ガラスープの素だけでさっぱりとした味付けですが、ピーマンが無限に食べられます。
濃い味が好きな場合は、炒め終わりに少しだけしょうゆを加えたり、ごま油を一回しさせればまた違った味わいになりますよ!
ぜひ、お好みで試してみて下さいね^^
炒めてしまえば、ピーマンはたくさん食べられます。
たくさんピーマンを食べて免疫力を高め、風邪を予防しましょうね!
そして、ダイエット効果や美肌効果を期待しましょう(*´-`*)
まとめ
いかがでしょうか?
ピーマンは、ビタミンを豊富に含んでいるため風邪を予防したり、美肌効果、ダイエット効果に期待が持てる野菜であることが分かりました。
★ピーマンの効能★
ピーマンに含まれるβ-カロテンが、体の中でビタミンAに変わり、粘膜や肌を守る働きをするので、風邪のウイルスの侵入を防ぎます。
2.美肌効果が期待できる。 ピーマンに含まれるビタミンCは、シミの原因であるメラニンの発生を抑えたり、肌の調子を整える作用があります。 ピーマンのビタミンCは熱に強く、油と相性が良いので、炒めて食べましょう!
3.ダイエット効果が期待できる。 ピーマンに含まれる「カプシエイト」は、体温を上昇させ、体の中の脂肪を燃やし、代謝をあげる働きがあります。 また「ピラジン」は、血液の循環や血行を良くしてくれます。
|
また、ピーマンの苦み成分を消す方法もお伝えしました。
★ピーマンの苦みの要点★
脂肪蓄積を防止する成分「クエルシトリン」の渋みとピーマンの独特なニオイの成分「ピラジン」が口の中で結合し、「ピーマンの苦み」として作用している! ●ピーマンの苦みを消す方法 ピーマンを縦に切って調理する。 ピーマンの苦み成分の細胞は、ピーマンの中で縦に並んでいる。 ピーマンを縦に切ると、苦みを感じさせる細胞を傷つけないため、苦みを軽減させてくれる。 横に切ると、苦みを感じさせる細胞を傷つけるため苦みを強く感じる。 |
ピーマン1個の中に、体の健康を守ったり、肌をきれいにしたり、ダイエットを期待できる成分が入っているなんて驚きましたね^^
ピーマンは適切に管理をすればたくさん実をつけてくれます。
美味しく調理をして体のために、たくさんピーマンを食べましょうね!
ピーマンの記事はこちらにもあります。
一緒に読んでいただくと、ピーマンについてより分かりやすくなります!
『ピーマンの育て方の特徴と苗の植え方について! コンパニオンプランツについても!』
『ピーマンの4つの手入れ方法! 支柱の立て方やわき芽かき、肥料や水やりについて』
『家庭菜園ピーマンの収穫! 収穫の時期やタイミング、大きさは?長期間収穫できる方法は?』