こんにちは(^^)/
ズボラ家庭菜園主婦のハナです!

 

2017年7月に、5月中旬に植えた「ミニ大根」の収穫をしました!

 

そこで今日は、大根の栽培方法の特徴や植え付けの時期について、また、大根の種の植え方、植え付け後の手入れ方法と収穫についてもお伝えしようと思います!

 

大根も手をかける工程が少なくて、まさにズボラ向け野菜と言えるのでぜひ栽培の参考にしてみて下さいね!

 

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「大根」栽培方法の特徴は?種の植え付け時期についても。

 

★種の植付け時期:
春まきと秋まきができる

○春まき:
桜が満開~葉桜の頃に、大根の種の植え付けをする。
東北は5月上旬~中旬、関東は4月中旬

○秋まき:
ススキの開花時期に、大根の種の植え付けをする。
東北は8月中旬~下旬、関東は8月下旬~中旬
              

★生育期間 :
植え付けから約2~3ヵ月程度で収穫できる

涼しい気候を好み、夏の暑さに弱い。
生育の適温は、17~21度位。

 

★土の状態 :
酸性の土壌で(ph5.5~6.5程度)、痩せて水はけが良い場所を好む
       
土壌に栄養分が多すぎると、葉っぱばかり成長して根が太らなかったり、大根の中心部に黒いシミができることがある。

根っこが伸びていくので、土の中に石や土の塊があると、大根が曲がったり股根になったりするので取り除く
       
水はけの悪い場所は、土が固くなりがちなので、畝(うね)を高くする。(水はけの悪い場所の畝の高さ:20~30cm。通常は約10cm)

 

★肥料 :       
初めて畑に大根を植えるのであれば、1㎡当たり、堆肥2kg、石灰100gを目やすに土に混ぜ込む。
大根は酸性で痩せた土壌でも育ってくれるので、肥料を大量に投与する必要はないですよ!

 

大根は夏の強い暑さには弱い性質があります。

 

春まき大根は、夏に向けて季節が暑くなっていくため大根も成長しづらいですが、秋まきだと冬に向けて涼しくなっていくので、大根が育てやすくなりますよ!

 

それでは、次に種の植え方について、お伝えしますね!

 

「大根」の種の植え方について

植え付けのために土の準備をする

 

植え付けする場所に、堆肥や石灰などをまいて鍬(クワ)でよく混ぜ込みます。

 

大根は比較的痩せた土壌でも育ちますので、肥料を大量に混ぜ込む必要はありません。

 

肥料の分量については、大根の種類によっても違うので、種が入っている袋の裏面に記載されている分量の肥料を混ぜ込みましょう!

 

そして、大根が「股根」にならないように、土の塊や石などを取り除きましょう!

そして、高さ約10cm程度の畝(うね)を作り、水平にならします。

 

黒マルチをはる

 

大根栽培では、必ずしも黒マルチをはる必要はありませんが、黒マルチをはることで、草が生えることを抑えてくれるんです。

 

大根は草が生い茂った場所ではなく、風通しが良い場所を好みます。

 

なので、こまめに草を取るのであれば、必ずしも黒マルチをはる必要はないですが、私のようなズボラさんは、黒マルチをはった方が断然いいです。

 

それに、土の温度が下がりにくいので、乾燥や寒さ対策にもなります。

 

あと、黒マルチの穴は、大体15cm間隔であいていますので、種を植え付ける時に、株間・条間の長さを把握しやすいので便利ですよ!

 

種を植え付けする

種の植え付けに必要な畝(うね)などの詳細は、以下の図にまとめました。

 

「一条植え」と「二条植え」に分けてみたので、利用している畑の大きさに合わせて、使い分けて下さいね!

一条植え(いちじょううえ)

 

一条植え」とは、一つの畝に1列だけ種を植えることをいいます。

 

★畝(うね)の高さ:
通常は10cmの高さでOKです。
しかし、水はけの悪い土壌の場合は、畝の高さを20~30cmと高くした方が良い。

 

★株間の長さ:大根と大根の間の長さ
○大きな大根(青首大根など) 30cm
○小さな大根(ミニ大根など) 15~20cm

 

★植える種の数:
一つの穴に、3~4粒。成長と共に間引いていく。      

 

二条植え(にじょううえ)

 

二条植え」とは、一つの畝に2列に種を植えることをいいます。

 

★畝(うね)の高さ:
通常は10cmの高さでOKです。
しかし、水はけの悪い土壌の場合は、畝の高さを20~30cmと高くした方が良い。

 

★株間の長さ:大根と大根の間の長さ
○大きな大根(青首大根など) 30cm
○小さな大根(ミニ大根など) 15~20cm

 

★条間の長さ:大根の列と列の間の長さ
○大きな大根(青首大根など) 45cm
○小さな大根(ミニ大根など) 15~20cm

 

★植える種の数:
一つの穴に、3~4粒。成長と共に間引いていく。      

 

種の植え方

 

 

大根の種は、一つの穴に3~4粒まきます。

 

種の色が赤いですよね。
これは、病気にならないように薬剤コーティングされた大根の種です。

 

本来、種の色は茶色ですが、大根の種の品種によって病気にならないように、表面に薬剤コーティングしている物もあります。

 

 

種を植えたら、軽く土をかぶせて、種と土が密着するように手で押さえます。

 

はい、これで植え付けは終了です!

 

次に植え付け後の手入れ方法をお伝えします。

 

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「大根」植え付け後の手入れの方法は?

発芽後に2回に分けて、間引きをする

種をまいた後10日程度で発芽します。

 

発芽後は、2回に分けて、間引きをします。

 

1回目は、本葉(双葉)が2枚になった頃までに、2~3本残して間引きます。

 

2回目は、本葉が5~6枚になった頃に1本にします。

 

1本に間引くと、大根はグングン成長していきますよ!

 

発芽後の間引きのポイント

発芽後の間引きのポイントは2つあります!

★双葉の向きを確認して間引く

発芽後の双葉の向きが、畝と直角になっている物を残します。

 

双葉の向きに合わせて、土の中の根も畝と直角に伸びていくため、大根の根同士がぶつかることはありません。

 

双葉の向きが畝と平行になっていると、土の中の根も畝と平行に伸びていくため、根が隣の大根にぶつかる可能性があります。

 

★健全な双葉を間引かず残す!

 

葉の形がハート形で厚みがあり、ピンとまっすぐ伸びた物健全な双葉なので残します。

 

葉が弱っていたり横に垂れている物は、大根が偏って育つため間引きます。

 

「大根」の収穫について

大根の外葉が倒れて、根の直径が約6~7cm程度になったら収穫のサインです!

 

収穫の時期を逃すと、大根が固くなりスが入って大根が食べにくくなりますので、早めに収穫するようにしましょう!

 

まとめ

 

大根の栽培は、「畝づくり→種まき→間引き→収穫」と工程はあまり多くありませんし、芽を間引いた後は、グングンと大根が成長するので手入れもそんなに必要としません。

 

なので、大根はズボラさん向け野菜と言えますね!

 

大根1本あれば、煮つけやサラダ、味噌汁に入れたりと様々な料理に使えて便利ですよ!
ぜひ、大根づくりにチャレンジしてみて下さいね!

 

それでは~♪

 

大根の記事はこちらにもあります!
一緒に読んでいただくと、大根についてより分かりやすくなります!

 

『夏にオススメな「ミニ大根」は、肥料なしで育つ、手間がかからないズボラ向け野菜なんです!』

 

 

『夏に収穫された「ミニ大根」。栄養や効能、効果的な食べ方は? 簡単ズボラレシピの紹介も!』