こんにちは!
ズボラ家庭菜園主婦のハナです(^^)

 

2017年8月の初めごろに、冬前に収穫する「秋植え用キャベツ苗」を植えました!

 

東北や北海道などの寒冷地においては、秋植え栽培のキャベツ苗の植え付け時期ってとても重要なんですよ。

 

なぜなら昨年2016年、秋植え栽培のキャベツ苗を9月上旬に植えたら、冬までに直径10cm程しか成長できず収穫できなかったからなんです(´;ω;`)

 

そこで今日は、秋植え栽培(冬前収穫用)に焦点をしぼって、「キャベツ」の栽培方法の特徴や植え方や時期、植え付け後の手入れ方法と収穫についてお伝えしようと思います!

 

キャベツも苗から栽培すると、植えつけた後そんなに手間がかからないので、まさにズボラ向け野菜と言えますね!

 

それでは、一緒に確認してみましょう!

 

 

ズボラ向け野菜「キャベツ」栽培方法の特徴

 

キャベツの植え付け時期は、種の春まき・夏まき・秋まきと3種類ありますが、今日は「種の夏まき、苗の秋植え、冬前収穫」に焦点を絞ってお伝えします。

 

★秋植え栽培(冬前収穫用)の種と苗の植付け時期★

・種まき  
北海道:5月中旬~5月下旬
東北 :6月中旬~6月下旬
関東 :7月上旬~7月中旬

 

・苗植え 
北海道:6月中旬~6月下旬
東北 :7月下旬~8月上旬
関東 :8月中旬~8月下旬

 

★生育期間★

苗の植え付けから約2か月~2ヵ月半程度で収穫可能。

涼しい気候を好む。

夏の強い暑さ(28℃以上)には弱く、生育しにくくなり病気が増えやすくなる。

生育の適温は、15~25度位。

 

★土の状態★

中性土壌で(ph6.5以上)、水はけがよく肥沃で乾いた土壌を好む。
              
       

★肥料★

苗を植え付ける1週間前までに、1㎡当たり、堆肥2kg、石灰100gを目やすに土に混ぜ込んでおきましょう。

 

★注意点★

寒冷地である北海道・東北の場合、秋植え栽培用のキャベツ苗の植え付けが遅いと、冬前に収穫できないことがあります。

 

なぜなら、キャベツ苗は、20~25℃程度の暖かさがないと結球しにくいからです。

 

寒冷地である東北・北海道は9月を過ぎると、雨が降るごとに寒さが増していきます。

 

結球するためには、夏の暑さも必要になるため、東北の秋植え栽培の苗植え時期は8月上旬、北海道の秋植え栽培用の苗植え時期は、6月下旬に間に合わせるようにしましょう!

 

「キャベツ」の植え方について

 

今回は、種まきからではなく、簡単に栽培できるキャベツ苗の植え方からお伝えしたいと思います!

 

植え付けのための土の準備をする

植え付けする場所に、堆肥や石灰などをまいて鍬(クワ)でよく混ぜ込みます。

 

土に入れる肥料の量については、苗の種類によっても違うので苗の説明書きに記載されている分量の肥料を混ぜ込むといいですね!

 

そして、幅50cm、高さ約10cmの畝(うね)を作り、水平にならします。(水はけの悪い畑の場合は、畝の高さを20~30cmにします。)

 

黒マルチをはる

 

必ずしも黒マルチをはる必要はないですが、私のようなズボラさんは、黒マルチをはった方が断然いいです。少なくともキャベツ苗の根元周辺の草の育ちを抑えてくれますよ!

 

あと、穴あきタイプの黒マルチを使うと、穴から穴までの長さが決まっているので、植え付ける苗同士の間隔が把握しやすく楽ですよ!

 

苗を植え付ける

 

苗と苗の幅は、40~45cm離します。

 

マルチの穴に手をいれて土に穴をあけた後、じょうろでたっぷりと水を注ぎ、苗を穴にいれ、周りの土で包み込むように植えます。

 

植え終えたら、ぐらつかないように苗の根元を手で軽く押さえてあげます。

 

防虫ネットをかける

 

キャベツは、虫や鳥の食害に合いやすいので時期にかかわらず、苗の植え付け直後から防虫ネットをかけた方がいいでしょう。

 

収穫まで防虫ネットをかけたままにしておくと、虫食いの被害の少ないキャベツが収穫できますよ!

 

あと、大型のプランター(幅60cm)があれば(苗と苗の間は、最低30cmは開けた方がいいため)キャベツ2球の栽培もできますよ!

 

なので、ベランダ栽培も可能です!

 

その際も、防虫ネットをかけた方が食害を防げるのでオススメですよ^^

 

 

「キャベツ」の苗、植え付け後の手入れの方法は?

生育状況に合わせて、肥料を与える

 

苗を植え付けた後に、葉の色が薄い緑色や黄色くなり、生育が悪いようであれば、肥料を与えます。

 

肥料はキャベツの葉が巻く前までに与えましょう!

 

キャベツが球を作り始めてからの肥料やりは、あまり意味がありません。逆に肥料をあげすぎると、病気を引き寄せたり、害虫が寄ってきたりしますよ。

 

 

「キャベツ」の収穫について

 

キャベツの球が大きく成長し、キャベツを上から押してみて固くなっていたら外葉を残して収穫します。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

寒冷地では、秋植え栽培用のキャベツ苗を植える場合、植え付け時期がとても大事であることが分かりました!

 

 ★寒冷地の秋植え栽培用★
 キャベツ苗の植え付け時期

○北海道:6月中旬~6月下旬 
○東北 :7月下旬~8月上旬
(関東 :8月中旬~8月下旬)

 

植え付け時期が遅れると、キャベツが結球できずに冬前までに収穫できなくなることがあるので遅れないようにしましょうね!

 

キャベツ栽培って、種から栽培すると手間がかかるんです。

 

でも、苗から栽培すると、割と簡単に育てることができますよヽ(*´∇`)ノまさに、ズボラ向け野菜ですね!

 

なので、初めてキャベツを栽培するのであれば、種まきからではなく、市販の苗を購入して栽培してみましょう!

 

苗の植え付け時期が近くなると、ホームセンターでキャベツ苗の販売を始めるのでぜひ、チェックしてみて下さいね!