こんにちは^^/
ズボラ家庭菜園主婦のハナです!

 

2017年8月、私が住んでいる青森県南部地方は、毎日のように雨が降り続いています。

 

7月は毎日のように30℃を超える気温だったのに…。

 

最近では、日中の気温が20℃前後、夜になると16℃近くまで気温が下がり、毎日、長袖を着て過ごしています。

 

気温が高くないので、本来なら過ごしやすいはずなのに、なんだか体の疲れが取れません。(ρД-)

 

実はこの症状は、「寒暖差による夏バテ」なんですって(´ΘωΘ`)

 

畑の野菜たちも、
日照不足で元気がなくって、
なかなか収穫までいきませんね~ฅ(´-ω-`)ฅ

 

と、思っていたら、こんな環境の中、ひときわ元気な野菜があったんです。

 

それは「青じそ」です!!

 

そこで今日は、この「青じそ」を収穫して、このような夏の疲れを癒すことができる、簡単ズボラレシピを2品ご紹介したいと思います。

 

 

「寒暖差による夏バテ」って、何なの?

 

寒暖差による夏バテとは、急激な温度変化により自律神経機能が低下し、体調不良になることを言います。

 

人間の自律神経機能の働きは、温度によって、次のように変化しています。

★自律神経機能の働き

・暑い日
血圧や心拍数を上げ、エネルギーを節約するように働き、体の熱を逃がそうとします。

 

・寒い日
血圧や心拍数を下げ、エネルギーを取り入れようと働き、体に熱を蓄えようとします。

 

例えば、真夏の暑い日に外に出かけて、そして、クーラーの効いた部屋に帰ってきたとします。

 

出入りの度に、気温に合わせて自律神経機能が働いていて、心拍数を上げたり、下げたりしているんですね。

 

暑い場所・涼しい場所と、短時間に出たり入ったりを繰り返していると、自律神経機能が乱れていきます。

 

自律神経が乱れると、体温調節機能が低下し、体が冷え始めて、食欲がなくなったりだるさ、疲労感を感じるようになります。

 

これが、寒暖差による夏バテです。

 

これは、暑い日の室外・室内の出入りだけの問題ではないんです。

 

最近は、気候が変わりやすくて、寒暖の差が10℃以上の時もありますよね。

 

こんな時も、「寒暖差による夏バテ」が起きるんです。

 

「寒暖差による夏バテ」で食欲がない時は、青じそを食べると効果的!

寒暖差による夏バテを起こしていると、食欲が無くなります。

 

実はこんな時、青じそがとっても役に立つんです。
それは、たくさんの栄養素が含まれているからなんですよ!

 

青じそに含まれている主な栄養素は次の通りです。

 栄 養    効      能
ビタミンA 目・皮膚・粘膜を保護する、免疫力を上げる
ビタミンB群 疲労回復、血液をサラサラにする
ビタミンC 肌の調子を整えて、老化を防止する
ビタミンE 血行改善、冷え性の緩和、抗酸化作用
カルシウム 骨を強くする
カリウム 体内の塩分を排出する、高血圧予防
β-カロチン 目や皮膚の働きを良くする、免疫力を上げる

 

そしてさらに、上の栄養成分だけでなく、青じその香り成分「ぺリルアルデヒド」が良い働きをしてくれるんですよ^^

 

青じその香り成分「ぺリルアルデヒド」は、神経機能を落ち着かせ、気持ちをリラックスさせてくれます。さらに、胃腸の健康を保ち、食欲を増進させる働きもあるんです。

 

なので、食欲がなくて、自律神経機能が低下している寒暖差による夏バテには「青じそ」がピッタリ!

 

青じそは、免疫力を上げる効果や、神経機能の働きを助け、血行改善、冷え性の緩和、食欲を上げてくれるなど、夏バテ解消のために力を発揮するスーパー野菜なのです♪

 

 

青じその効能を生かした、夏バテに効く食べ方は?
簡単ズボラレシピのご紹介♪

ここでは、青じその効能を生かした、夏バテに効果的な簡単ズボラレシピを紹介したいと思います。

 

どちらも10分程度で完成する、簡単なレシピですよ~^^そして、青じそ効果で食欲増進もできますよ♪

 

鶏むね肉と梅の青じそ天ぷら

 

材料

・鶏むね肉 1枚(好きな分だけ)

・梅干し 3~4個(好きな分だけ)

・青じそ 数枚(鶏肉に合わせて)

・小麦粉もしくは天ぷら粉 適宜

作り方

1.梅干しを種から外し、細かく刻みます。

 

2.鶏むね肉を、食べやすい大きさにそぎ切りにし、
軽く塩コショウをします。

 

3.青じその上に、鶏むね肉を乗せて、その上に梅を塗ります。

 

 

4.青じそでくるみます。

 

 

5.小麦粉をボールにいれて、
少しダマができるくらいに水で溶きます。

 

 

7.溶いた小麦粉に、青じそでまいた鶏肉をからめて油で揚げます。

 

 

8.完成です。小麦粉が余ったので、なすの輪切りも一緒に揚げました。

 

 

今日のランチです♪ 
「おそば」と残り物の「キュウリとなめたけの酢物」も添えました。
「冷蔵庫にあるものランチ」です^^

 

鶏むね肉には、疲れを回復させる成分が含まれていて、
梅干しのクエン酸は、疲労物質を分解する働きがあります。

 

疲れをとってくれる素材2つを、
クルっと「青じそ」で巻いて揚げることで、
食欲を増進させ、免疫力を高めてくれる効果が期待できますよ!

 

青じその減塩みそ汁(塩分濃度計を使い、塩分測定!)

 

作り方

1.青じそを細かく刻みます。
写真では荒刻みですが、もっと細かく刻んだ方が
香りが引き立ちます。

 

2.味噌汁を作ります。今回は豆腐の味噌汁を作りました。

 

 

3.細かく刻んだ青じそを入れて完成です。

 

 

ウチでは最近、血圧を気にして減塩味噌汁を作っています。
顆粒だしではなく、だしパックを使っています。

 

ウチで使っているだしパックはこれです!

 

 

このだしパックのすごいところは、だし汁だけでも(調味料をいれずに)
旨味が強く、薄く塩味がついています。

 

かつお、さば、こんぶ、しいたけのだしが
ちょうどよい配分で入っていて、だし汁だけ飲んでもおいしいんですよ!

 

そして汁物は、必ず塩分濃度計で塩分を図るようにしています。

0.7~0.9が減塩みそ汁の目安ですね。
中と書いていますが、この位の濃度でも結構薄味です。

この塩分濃度計は、インターネットで1500円で購入しました。

 

 

メモリが複雑ではなく、分かりやすい表示なので
使いやすいですし、熱い汁物でも、
故障することなく測ることができます!

 

みそ汁が薄味だと、
少し物足りなさを感じてしまうものですよね。

 

減塩みそ汁は、しっかりとだしを効かせることが大切!

 

そして今回の場合は、青じその香りが口の中に広がり
薄味を感じさせず、食欲も引き出してくれて
おいしく食べられますよ!

 

まとめ

いかかでしょうか?

 

これから夏から秋に近づくにつれて、暑い季節から涼しい季節へと移行していくので、寒暖差の気候が増えていくと思います。

 

こんな時こそ、「寒暖差による夏バテ」が起きやすくなります。

●寒暖差による夏バテの症状●

1.自律神経が乱れ体温調節機能が低下し、冷え性になる。
2.食欲がなくなる。
3.だるさ、疲労感を感じる。

そしてこんな「寒暖差による夏バテ」には、「青じそ」が効果的であることが分かりました!

★青じその効能★

1.免疫力を上げ、神経機能の働きを助ける
2.血行改善、冷え性の緩和
3.食欲増進

青じそは、夏バテ解消のために力を発揮するスーパー野菜なのです♪

 

寒暖差による体調不良を感じたら、
ぜひ、青じそのお料理を取り入れてみて下さいね^^

 

青じそが、疲労回復のお手伝いをしてくれると思いますよ!